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2026年6月10日

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塔ケ崎遺跡・縄文式土器 火焔土器

塔ケ崎遺跡・縄文式土器 火焔土器

上越市頸城区百間町に所在する「塔ケ崎遺跡」は、縄文時代中期(約5,000〜4,500年前)の集落跡として知られる遺跡です。昭和61年(1986)に行われた調査により、塔ケ崎地内の小池湖畔から特徴的な火焔土器が出土し、現在は「ユートピアくび希望館」に展示されています。

 

遺跡の概要

塔ケ崎遺跡は、頸城区の丘陵地に立地し、地表には縄文土器片や石器が広く散布していることから、縄文人の生活の場であったことがうかがえます。
発掘調査では、特に土器片の出土量が多く、当時の生活様式や土器製作技術を知るうえで重要な資料を提供しています。

出土した遺物の多くは、当時存在した湖や湿地帯周辺の地層から見つかっており、水辺環境と密接に関わった縄文人の暮らしが想定されています。

 

火焔土器について

塔ケ崎遺跡から出土した火焔土器は、縄文時代中期を代表する土器様式のひとつです。
口縁部に突起や渦巻状の装飾が施され、その姿が燃え上がる炎のように見えることから「火焔土器」と呼ばれています。火焔土器は、極めて装飾性が高いことから、

  • 祭祀や儀礼など特別な場で使用された
  • 集落の精神文化や共同体意識を象徴する器であった

と考えられてきました。一方で、焦げ跡が確認される例もあり、煮炊きなど実用的な用途儀礼的役割の両面を持っていた可能性も指摘されています。

 

見どころ・文化的価値

  • 縄文時代中期の集落跡を示す遺跡
  • 小池湖畔という水辺環境と縄文文化の関係
  • 装飾性豊かな火焔土器の出土
  • 約5,000年前の人々の精神文化と技術力を伝える資料

 

展示・所在地情報

  • 所在地:〒942-0127 新潟県上越市頸城区百間町636番地
    (ユートピアくび希望館内)
  • 展示資料:塔ケ崎遺跡出土 火焔土器
  • 見学:希望館の開館日に準ずる

 

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