頸城5つの柱
① 大池・小池を活かした観光
大池・小池は、頸城区を象徴する観光資源であり、県立自然公園の一角を成す自然豊かなエリアです。
約300万立方メートルの貯水量を持つ歴史あるため池として、地域の農業を支えてきました。
周辺にはキャンプ場や遊歩道、ビオトープなどが整備され、ウォーキングや自然観察、アウトドア体験を通じて四季折々の魅力を楽しむことができます。
隣接する雁金城跡からは頸城平野を一望でき、春の桜や秋の大池まつりなど、季節の行事も市内外から多くの人々を惹きつけています。
近年はアウトドア志向の高まりとSNSによる情報発信を背景に、冬季を含め通年で来訪者が増加しています。
現在は、頸城区観光協会や雁金城跡保存会、くびき里やま学校などが中心となり、環境整備や地域活動に取り組んでいます。
今後は、地域住民の参加を広げ、体験型の取り組みや効果的な情報発信を進めることで、大池・小池の魅力をさらに高め、「住みたい、訪れたい」まち・くびきの実現につなげていきます。
② くびきのお宝(レールパーク・館)活用
地域に残る歴史や文化資源を「くびきのお宝」として活かし、地域の魅力や誇りにつなげる取り組みです。
1914年から1971年まで運行していた頸城鉄道は、当時、人や物の移動を支える重要な交通手段であり、多くの暮らしや物語を生み出してきました。その歴史を今に伝える拠点が「くびき野レールパーク」です。
レールパークでは、保存車両の展示や体験乗車のほか、ミニコンサートや模型運転会、餅つきなど多様な催しが行われ、世代を超えて親しまれています。
また、瀧本邸や白田邸、坂口記念館など、地域の歴史を伝える館や邸宅の保存・公開も進められており、市民ボランティアが中心となって大切な文化財を守り、伝える活動に取り組んでいます。
こうした歴史的資産を地域全体で活用し、限られた財源を有効に使いながら価値を高めていくことで、くびきならではの特色が育まれ、次の世代へと受け継がれる地域の誇りとなっていくことが期待されます。
③ 季節の花が咲く通学路、ポケットパークの整備
住民や訪問者が日常的に楽しめる環境づくりとして、季節の花が彩る通学路やポケットパークの整備を進めています。
市道頸城線では、ケヤキやアヤメの植栽に加え、令和3年度には地域活動支援事業として、大瀁保育園入口付近の雑草処理やサルスベリなどの新たな植栽が行われました。
現在は、市道頸城線と高速側道の交差点付近をモデル区間として、花木の植栽と管理に取り組んでいます。
また、花の苗の里親育成や、ユートピアくびき内のアヤメの株分けなども計画されており、園児や住民が参加する花と緑のまちづくりが進められています。
これらの取組みは、子どもたちの通学時の安心感を高めるとともに、住民の憩いや交流の場を生み出し、頸城区全体に四季折々の花が咲く景観づくりへとつながっています。
④ 外国人市民の交流とファーマーズマーケット
頸城区は、上越市の中でも多くの外国人市民が暮らす地域であり、交流を通じた多文化共生の推進が重要なテーマとなっています。
農作業体験や交流イベントを通じて、文化や生活習慣の違いを知り合い、顔の見える関係づくりが進められています。
あわせて、地元農産物を中心としたファーマーズマーケットの開催を通じ、地域住民と外国人市民が自然に交流できる場づくりを目指しています。
新米の振る舞いや多様な食品の提供などを通じて、食をきっかけとした交流が広がり、地産地消や農業振興にもつながっています。
こうした取組みは、日常的な相互理解を深めるだけでなく、災害時の情報共有や助け合いといった地域の安全・安心にも寄与するものであり、誰もが住みやすい頸城区の実現につながっています。
⑤ 情報発信・SNS
頸城区の魅力や地域活動を広く伝えるため、SNSやデジタル媒体を活用した情報発信を進めています。
地域のイベント情報や観光スポット、活動の様子を継続的に発信することで、地域内外への認知度向上を図ります。
リアルタイム性や双方向性を活かした情報発信により、地域活動への関心や参加を促し、「住みたい、訪れたい」と感じてもらえるまちづくりにつなげています。
